このサイトでは、高校留学について役立つ情報を紹介していきたいと思います。
留学するにあたってまず迷うのがその滞在先でしょう。
一度選んだら卒業するまでの間を過ごす事になる国ですから、しっかりと吟味したいところです。
それぞれの地域に独自の文化や特徴があるので、それらを踏まえた上で、本当に自分に合った留学先を選ぶ事が重要になってきます。
そこで皆から選ばれる人気の主要滞在先とその特徴についてまとめてみました。
高校留学で人気の国はどこ?
高校留学をするにあたって皆から選ばれる人気の国には、いくつかの共通点があります。
まずは、治安の良さです。
思春期の学生が海外の学校へ通うのですから、安全性は一番気になりますよね。
なので治安が比較的良い所は人気傾向にあります。
そして、食事が日本人にも合う国だという所です。
食事が合わない事ほど辛い事はありません。
ましてや長い期間過ごす国になりますから、そこのご飯が口に合うかどうかはとても重要です。
もう一つ、日本からの交通の便が良い所も共通しています。
帰省するときなどは直行便があるとより便利なので、是非チェックしておきたい項目です。
事前に下調べをしておく事で、高校留学生活を更に充実出来るものにしましょう。
高校留学におすすめの定番はどこの国がいいか
高校留学で人気のある国は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドです。
他にもたくさんの国がありますが、ある程度テレビなどで馴染みのある国の方が安心できます。
アメリカは世界の中心的役割を持っています。
経済、文化、教育などすべて標準以上です。
華やかなスポットもたくさんあります。
高校留学を考えるなら大学のことも重要です。
アメリカには有名な大学が数多くあり、その大学に進学はしなくてもいい影響を受けるでしょう。
カナダの公用語は英語とフランス語です。
アメリカ英語だけではなくフランス語を学べるところもあります。
留学費用もアメリカよりも安くできます。
ただ場所によってはかなり気温が低くなるので滞在地はよく調べる必要があります。
オーストラリアは自然に恵まれていて、日本でもお馴染みのコアラもいるしきれいな海があります。
都会的な雰囲気と自然が共存しているので、高校留学で疲れた時も癒してくれる場所は豊富にあるでしょう。
ニュージーランドもオーストラリアと同じように大自然があり、アウトドアスポーツも盛んに行われています。
ここでは留学生の受け入れは学校間で直接します。
少人数制で先生との距離が近いので、わからないことも聞きやすいと言えるでしょう。
少ないクラスメイトの方が友達ができやすいかもしれません。
どこも魅力的ですがメリット、デメリットはあります。
まずどこに行きたいのか素直に考え、それから費用、安全面などを考えて決めるといいでしょう。
現地の高校に通いたいのであれば、高校留学では交換留学
高校留学の中でも、現地の高校に通い、現地の高校生と一緒に高校生活を送りたいと希望しているのであれば、交換留学を検討することになるでしょう。
交換留学は学校などが主体となり、現地の高校生が文字通り交換先の学校へ通います。そのため、現地の高校でも問題なく授業について行くことができる語学力があることが求められます。
期間も、春休みや夏休みの期間だけといった短い期間ではなく、1年間などまとまった期間を海外で過ごすことになります。
高校生活の1年間を海外の学校で過ごすということを踏まえると事前に語学力を鍛えることはもちろんのこと、準備が必要になってきます。
高校留学では宿泊先としてはホームステイが一般的です。これまで家族以外の人と一緒に生活をしたことがない高校生にとっては、見知らぬ人と、また日本ではなく外国で1年といった長期間一緒に生活をすることは時としてストレスとなるでしょう。
しかし、異文化を理解する上ではこの上ないチャンスでもあります。
何のために高校留学をするのか目的の確認を
人により異なるものの高校留学の目的の一つとして、英語力の上達は少なからず誰もが持っていることです。
本場での英会話は、国内で日本人と話しているのとはレベルが違います。まだ頭の柔らかい若い時期の方が、外国語を自分のものにするには吸収が早く有利です。
学校での授業はすべて英語、生活をする寮やホースステイ先でもすべて外国語であり、毎日自動的に英語漬けになります。
まさに24時間英語に触れる機会ですから、現地留学だからできる貴重な経験です。授業で文法や単語を覚えるだけではなく、自分の思いを言葉で伝え、相手の言い分も理解して、本当に使える英語を話せるようになるチャンスでもあります。
また高校留学をすることで、外から日本をみることから、価値観を多様に持つことができるのも良い点です。海外で友人はできるものの親元を離れるので、行動力と日本ではあまり発揮できない積極性を身に着けることもできます。
もっと積極的になりたい、学びながら成長したい、そんな目標を持つことも珍しくはありません。
高校留学で自然と身につく英語力は勉強以外にも
海外留学といえば何よりも語学が身につくことがメリットですが、留学する先やタイミングによって意外な差がつくことはあまり語られていません。実際に高校留学で身につく英語力は、大学での留学とは同じようで随分異なるものです。
高校留学では多くの場合、ホストファミリーと呼ばれる現地の家庭で暮らす環境となり、必然的に生活感のある英語に触れる時間が長くなります。
これは大学留学にはないことで、机上の英語や専門知識が深まる反面で日常的なコミュニケーションはどうしても限られてしまいます。
高校留学でももちろん勉強量は多く、多くの科目を慣れない英語でこなさなくてはなりませんが、勉強をしながら覚える言葉と暮らしの中の言葉を同時に身につけて行くことができるのが高校留学の大きなメリットと言えるでしょう。
必ずしも早ければ良いというものではありませんが、こうした点を理解することは留学したいタイミングを見極めるヒントにもなります。
大学進学を見据えた高校留学にはメリットが
海外留学を検討する際、どこへ行くかという大きな選択と同様にいつ行くかということも大事なポイントになります。高校で行くのか、あるいは大学に入るタイミングで留学するのか、様々なパターンがありますが、大学進学を見据えた高校留学にはより多くのメリットがあります。
学校での勉強一つをとっても、カリキュラムの相違にはじまり、授業スタイルや片手間ではできないほどの量が出される宿題など、あまりの違いに慣れるだけでも相当なストレスです。さらには生活環境、文化や言語の相違に慣れるには時間も労力も必要になるでしょう。
高校留学だけでその後は国内進学を選択しても十分な経験になりますが、そうしたこと全てに適応する期間が高校留学であると考えて、留学先の国で進学することも選択肢の一つになる可能性が出てきます。高校留学中に経験したことや現地の知識が大いに役立ちますし、土台が出来上がっていることでその後の進学がスムーズにもなります。
高校留学先の国では留学費と治安を考慮しながら最善のプランを選択すること
高校留学では、その先の国が本当に問題ないのかを考える必要があります。留学費と治安のバランスがとれているかを確認することで最も重要で、そうしておかないと安心して勉強をすることができなくなります。
実際に、高校留学では必要になる費用が全く違います。どういった方法で留学先で滞在をするのかでも異なりますし、学校に対して支出する金銭の状況もそれぞれの基準や制度で異なります。
例えば、ホームステイなどを考えている場合には期間を決めて治安が良い場所を見つける必要があります。高校生の場合は、費用を現地調達することが難しい現状であるため基本的には両親からの支援や学校側の制度を利用するのが一般的です。
当然ですが、その範囲内でこなすことができる状況でないと意味がありません。特に、治安が悪い地域だと送迎に関してもより安全性の高い方法を選択しないといけないのでそれだけでもコストは大きくなります。
ですから、留学費と治安の両方をきちんと確認しておくことが大切です。
高校留学では国や進路をよく定めておくことが大事
最近は、海外に留学する人が減っていますが、それでもまだ留学したいと考える人も多いはずです。それは小学校や中学校に通っている時、英語に興味を持った場合にはアメリカなどに留学するケースもあるかもしれません。
中学生の段階で海外に渡航する事は少ないですが、高校留学と呼ばれるものは頻繁に行われています。高校留学は、その国を選ぶ事はとても大事になります。例えば、英語を学習したいならばやはり本場のイギリスやアメリカなどが良いです。
ただ、最近は物価が高くなっていますので、そう簡単に行けるものではありません。かなりお金がかかる事は保護者ならば覚悟しておいた方が良いでしょう。
後は、自分の進むべき道をどのようにするかもある程度明確にしておいた方が良いかもしれません。高校1年生の段階で自分の進路が明確にわかっている人は少ないため、無理をして決める必要もありませんが、おおよその方向性だけでも明確にしておいた方が良いです。
それが将来、その地域で使えることがあるかもしれませんし、逆に高校の留学の経験が、将来の進路に使える可能性もあります。
南太平洋に浮かぶ国フィジーに高校留学するメリット
フィジーは南太平洋に浮かぶ300以上の島からなる国です。留学費用が安く済むことから高校留学先として人気があります。
高校留学の場合、1年間にかかる費用は130万円から180万円が目安です。物価が日本の半分程と安く、生活費が抑えられるので、欧米の国々と比べて低価格で留学できるのは、大きな魅力です。英語以外の言語を学べるのもメリットになります。
インド系の移民も多く住んでいるために、ヒンディー語の授業も行われています。普段の授業は英語で行われているので、英語ができれば留学には問題ありません。ですが、英語に触れながらも他の言語の授業が受けられるのは、語学力を身に着けるのに役立つでしょう。
発展途上にあるフィジーは、日本と比べて生活が便利とは言えません。停電や断水になってしまう場合もあります。
しかし、不便な環境でも耐えて生活していくことで、トラブルに見舞われても解決して乗り越えていく力が身に付きます。高校卒業後もその力は大きく役に立っていくはずです。
国により高校留学時にピザ取得の有無は異なる
高校留学をする場合、国によりビザ取得をしなければならないところもあるため、注意が必要です。アメリカ留学などをはじめ、必要としているところの有無を確認してから申請することは必須といえます。
日本で申請を必要としているところや、日本での手続きは不要としているところなどもあるため、留学する期間などを確認したうえで利用することが重要です。
特に観光ビザを取得していれば必要ないところなどもあります。例えばアメリカやニュージーランド、オーストラリアでは90日あるいは3か月以内の留学であれば、必要としていません。
観光用を取得していれば学習をすることができます。カナダの場合は半年未満の留学期間であれば必要ありませんが、eTAの申請は必要です。
イギリスの場合には6か月未満の場合は観光学生、6か月から11か月の場合は長期学生、12か月以上の高校留学をする場合は長期のビザが必要となります。それぞれの違いを理解したうえで自分の留学期間を確認し、ピザ取得して下さい。
国も単位取得など法律面で後押し、高校留学
特に感性も豊かで吸収性も高い貴重なティーンエイジャーの時期に幅広い視野をもつことができたり学ぶことができる高校留学は、大変有益なものであり人気となっています。
国も法律面で単位取得などに配慮しつつ、国際的な次世代人材への投資とも位置付け推進しているのが現状。一昔前では少なからず高かった高校留学の垣根も今ではインターナショナルの波に後押しされ、それほどではなくなってきていることもあり以前よりポピュラーなものになってきています。
高校留学により、人生の早い段階での英語力が習得できる。しかもそれはネイティブスピーカーによる活きた英語に触れながら学べるものであり、さらにはその土地や人種や文化なども含まれたもので、自身の身を置きながらの貴重な体験にもなります。
当然その後の人生への自信にもつながりますし、進路選択の際には幅も広がります。性格によっては途中で挫折してしまうリスクがあったり費用がかかったりなどの側面も確かにありますが、人生100年時代ともいわれる長い人生においてその重要性は何物にも代えがたいものです。